印鑑の注文で注意すること
初めて印鑑通販を使う方でも、イメージ通りの印鑑を注文できるポイントを解説しています。ここだけしっかりと押さえれば、自分用も贈答用も失敗せずに印鑑が作れます。
素敵な印鑑を注文するコツ
複数の印鑑通販を比較しよう
印鑑を注文する前に、まずは印鑑通販を2~3店舗のぞいてみましょう。
価格や送料、取り扱っている素材、サービス内容を比較して、一番信頼できるお店や気に入ったお店で注文するのがオススメです。
急ぎで注文をしたい場合や、贈答用で期限がある場合にはお届けまでの目安も比較するとより安心して注文することができます。
特に、印鑑は破損や摩耗で使えなくなる場合に備えて、必ず保証期間のついているお店で注文するようにします。
印鑑全体のイメージに合わせて書体を選ぼう
印章の文字は、どのお店でも基本的に6種類から選ぶことができます。
書体によってイメージがかなり変わりますので、年齢や性別、用途に応じて適切な書体を選ぶことが大切です。
楷書体
すっきりとした印章で、読みやすいのが特徴です。
どのような書類・印刷物でも馴染みやすく、特に認印として重宝される書体です。
行書体
楷書体に筆書きのリズムを与えた書体です。
柔らかさと聡明さを与える印章になるため、特に女性に好まれます。
隷書体
一万円札にも使われており、個性的な印象を与えます。
読みやすさもあり、法人用の印鑑として注文されることの多い書体です。
古印体
日本発祥の書体で、あらゆる印鑑に適しています。
欠けや墨溜まりなど趣が感じられるため、年配になっても使いやすいのが特徴です。
篆書体
日本で最も古くから印章として使われる書体です。
日銀やパスポートの表紙など、日本政府の大切な表記にも使われています。
印相体
篆書体から派生し、八方篆書とも呼ばれています。
重厚感、安定感のある字体で、最も偽造されにくいとして実印などの大切な印鑑に重宝します。
最も多いミス「漢字間違い」
印鑑通販店で注文する場合、パソコン操作にあまりなれていない方や急いで注文した方は漢字の入力ミスによって間違った印鑑が届くということがよくあります。
印鑑の注文内容確認の時点でよく確認をし、間違いのないように注意しましょう。
また、インターネットからの注文であっても、どのお店も旧漢字に対応しています。
ただし、旧漢字の場合は合致する記号を入力する場合や、言葉で説明する場合などお店によって対応が変わりますので、必ず確認をしてから旧漢字の入力を行ってください。
ミスによって注文内容が間違っていると、作り直しができないことがありますので、ここは特に慎重に行いましょう。